本日は大分県立大分工業高等学校土木科の課題研究発表会にお邪魔しました。
毎年3年生がそれぞれの研究や実習で得たことを発表し、後輩へと繋いでいく集大成の報告・継承です。
まず驚いたのが、これが今の高校生レベルなのか!?と思うほど手の込んだ実習内容とそれをまとめたプレゼンテーション。
パワーポイントで写真をただスライドさせるのではなく、ちゃんと動かして魅せたり、説明の間に自分達で撮ったビデオを再生したり。
写真を多数使用して、手元の資料に細かく説明を書いていたりと、キチッとしたプレゼンが行なわれていました。
特に発表中に再生された映像は、発表を行なった6班のうち、半分のグループが動画で記録を行なっていました。
上記写真では各自で作ったトラス構造模型の重量耐久実験の様子を動画で発表。
とても見応えがあり、思わず「すごい・・・」と声が出ました。
残りの3班も、使った道具や現場で発見したものを持参し、皆に見せるなど工夫していました。
当社で開発している原価管理ソフトMIYAシステムも教材として使用していただいており、積算や工程管理についてや、
CALS/ECを学習した感想など、高校生のハイレベルな学習力・それを行なう学校の教育方針に感銘を受けました。
中でも電子平板を導入しての測量は、最先端の土木作業員育成に力を入れている!と感じさせられました。
厳しい状況の土木建設業界ですが、地元ではここまで熱心にやっていることを知ることができ、とても有意義な時間でした。
本日はお招きいただき、誠にありがとうございました。