-以下本文抜粋
中小企業の開発支援
3社の事業を決定
経営革新に取り組む中小企業の新たな事業展開を後押しする、県の2007年度中小企業技術製品開発支援事業(地場中小企業チャレンジ支援事業)で、助成を受ける三件の開発事業が決定した。県が400万円を限度として事業費の二分の一を助成する。
助成対象は■カワベ(豊後大野氏。川辺けさ子社長)■九州エアーテック(浸し、岡見要一社長)■ミヤシステム(大分市、宮脇貴代之社長)。
ゴム製品の加工・製造のカワベは、遊具などの安全性を高めるためチェーンのすき間に樹脂プレス加工を施す従来の儀jy通に、さらに反射・蓄光機能を加えて視認性をよくしたガードチェーンの開発に取り組む。
九州エアーテックはオイルとちりが混じったオイルミストを、特殊なフィルターで効率よく除去する技術を開発し、自動車関係の工場などで品質の確保や労働条件の改善を目指す。
土木建築業の工程管理ソフトの開発などを手掛けているミヤシステムは、情報通信技術を活用して関連事業者間の現場情報を共有することで、管理の効率化や経費の削減に結び付けられるシステムを開発する。