原価管理の目的とは
建設企業にとってとても重要な業務になっている事は言うまでもないが
これからの時代は現場の原価管理が特に経営を左右される時期になってくるといえる。
原価管理の目的は昔は支払業務の確認が主流だったが現在は一言で言うと利益管理であり
その違いにいち早く気づく事が
社内の利益管理の体制を構築するターニングポイントとなっている。
現場の実行予算書が作成され経営者がまずはじめに目にする数値が利益である。
確実な予算である事が前提であり、現場はその予算内でしっかりと原価管理を行い
確実に予定された以上の利益を叩き出す事が現場の使命となり監督さんの責務となるのだ。
そのように原価管理の目的を定義して考えると今までの管理体制や管理手法といったものにも疑問が芽生えるはずであり
現場の意識レベルも利益管理といった観点から取り組むことで社内の意識改革へとつながるケースが多いようだ。
ミヤシステムのユーザーさまの声にもやはり利益に対する意識レベルがかなり向上したと言った声が多い。
原価管理の目的を考えて取り組む事はとても大事なことであり、
何のために原価管理をするのかといった事を
ユーザーさまのサポートの際に経営者さまから社員さまへ伝えてもらうようにしている。
そうすることで原価管理の目的も明確化される。
単純なことだがそのような機会を設けて経営者自ら目的や思いを伝える事も重要である。
最後にぜひ良い目的をもった原価管理に取り組んでいただきたい。