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積算の考え方

けんちゃんの建設業IT講座:第4章 工程表と進捗管理と日報管理

予実比較の中で一番大事な事は、

「材料込みの歩掛り管理では日々の予実損益管理はできない」
ということである。
それと一番肝心なのは、
工程表にある数量と単位というのは、
日報管理が完全にできるような、自然に入力できる数量と単位を
与えてやらなくてはならない。
だから、実際に作業したときに当初考えていたのと違っていれば、
よりわかりやすく手直しをする。
そうすることによって、
その作業について日報に一回入力してみれば、
この作業名と数量と単位が適切かどうかは明確になる。
工程どうりにその日の作業が進んだ時、
原価と出来高を入力して、
その日の損益が非常にかけ離れるというのは
数量と単位の持ち方がおかしい。
適切であれば、ほとんど近い数字、
あるいは思ったより仕事が進んだ、
又は半分くらいの人数で済んだというときは、
それなりの答えは即座に出る。
で、数量単位名称の与え方が悪いと、どうなるか?
原価を入れる。
じゃあ、どのくらいにしようかっていう与えられた数量単位では判断できないから、
たとえば、「m(メートル)」でいけばいいものを、
「m3」にしていたら
今日入れた原価と見合うものは「〇㎥立方メートル)」となるわけ。
「m3)」というものは目で見えない。
目で見える場合はいい。
残土処理のダンプが走る場合、
一日何台運んだかというとボリューム管理は可能だが、
延長管理は不適切。
伝票チェックしたり、
一日に大型が何台走ったかというのをチェックしたりしておけば、
何千m3ある中の、今日は何m3出してるな。
これは、どういうことかというと、
僕が今さらに言うことじゃなくて、
現場は常にそういう考え方で動いている。
だから、現場で自然に動いている、
今日どのくらい、何台行ったけん何m3片付いたとか、
それとか、延長の長いものは何m、
何mをボリュームで管理しようとしても、
日報の出来高入力はできない。
手計算、計算機を片手にすればできるが、
それではコンピュータを使う意味がない。
何m掘ったか、まず考えて、それでm当たり何m3だから、
今日は何m3って換算し直してm3で入れてやることになるから、
無駄なことをいっぱいすることになる。
そんなのじゃ日報は打てない。

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