→ 序章-誰にでも分かる「実行予算」みやこちゃん利益への道♪
前回までのみやこちゃん、 単純に見積もりをしたら 請負金額から考えたときに赤字。
さて、どうする?
まずは、直接工事費内でできることを確認し、受注。
ここから 実行予算を分析して 利益獲得への道を さがします。
実行予算って、利益をだすための 羅針盤って みなさん 知ってました?
実行予算を見直してみて みやこちゃんが気づいたこと。
バック 1つ作るのに ハサミは 毎回必要だけど 1つあれば100個くらいは十分作れるよねーってこと。
それから、一人で作業するより お友達と一緒にバックを作ったら もっとたくさん作れるよねーってこと。
では、もっと利益をだしたい! そう思ったとき するのは
ひとつひとつの原価要素の単価の見直しです。
バックを作る布や糸
同じようなステキなもの 同じような品質のもので もう少し安いものがないかしら?
違うお店の単価はいくらかしら?
と少しだけ手間をかけてみましょう。
よく、仕入れ単価は それが正しいか調べたことないよー
ずっとお取引のある会社だし。
そんな話も聞きます。
高くてもいいと思うんです。
高くてもここから仕入れたい! そんなおつきあいの会社であれば。
ただ、標準的な価格を知っておくことは、実行予算作成の基本中の基本。
利益をだすためには 何をするか?
2つの方法しかないと思うんです。
1、生産性をあげる 同じ時間で 同じ原価でも できる数を増やす。売り上げを増やす
または
2、原価要素 ごとに単価を見直し そもそもの原価を減らす。
実行予算を作成していなければ どれくらいの時間で 何個つくれば
今の利益が確保できるのか? それがわかりません。
それを知るのが 実行予算です。
ちなみに よく聞く マチガイ。
このみやこちゃんの バックの例で行くと
単純に 根拠なく
バック 3,500 円 × 100個 = 350,000円
経費 10% 35,000円
合計 385,000円
請負金額 280,000円
なので 95,000円の赤字になります。
これが実行予算だと思っている場合があります。
実行予算に必要なのは
・ 原価を構成する 要素ごとの 単価
・ 出来上がりの生産性目標を どこにセットするか
を明確にする必要があります。
この先に 工程表との連動へとつながっていくわけです。
みやこちゃん と なっちゃん 利益確保に向けてスタートです☆
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