先日訪問したユーザさんが言ってました。
お客様:「今年は、元請工事がぜんぜん取れないし、本当に苦しかったんですよ。
でも一年を振り返ると、利益率はここ数年で一番いいんです!」
とても嬉しい一言でした。
エリザベス:「えーーー!一見すること たたき合いの受注した工事の下請けだともっと利益率が下がりそうですけどね」
お客様:「そうなんですよ。うちも予算では本当に全部の工事で厳しくて、全社で原価管理に真剣に!と取り組んだ結果なんです。
1年終わってみてみると、4件の工事を除き平均して利益を出しているんです」
お客様によると、1件あたりの利益額は決して大きくないのだけれど4件以外は全て利益が出たとのこと。
その前の年は、元請も比較的多く安心していたらしいのですが、少しのことが原因で、
「手戻りによる原価アップ」
「設計変更が書類作成が遅れ契約にならない」
「なかなか着工できず、間接費がかかった」
などで、大きな金額が赤字になった現場が何件かあったのだとか。
10の現場でがんばって利益をだしていてもたったひとつの現場の赤字でその利益が全て飛んでしまうことはこの業界、珍しいことではないですよね。
厳しい世界です。
「下請けでも利益は出ることが再認識したよ」
というお客様の笑顔がとても印象的でした。
お客様が徹底されたのはやはりただひとつ。
毎日の日報。
予算に対してどうなのか?
プラスなのかマイナスなのか!
やっぱり、このリアルタイムな原価管理に尽きるよ!ということです。