| home > みやちゃんコラム > 未来への地図 「実行予算会議(1)」 No.071 |
| 「実行予算会議(1)」 No.071 |
| ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…
未来への地図 原価管理の重要性(2) 早期着工、早期完成 まずは予算会議 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━… No.071 「実行予算会議(1)」
実行予算会議(1) 「早期着工、早期完成」この言葉から何を想像しますか。一日でも早く着工し、工事前半の出来高をうまく延ばすことができれば工事完成にも明るい兆しが見え、工事の中盤戦から完成にまた一つ強い気持ちでチャレンジできると思います。 早期着工を実現するためにはもちろん、会社からのゴーサインが必要です。しかし実際の受注後の様子を見ると現場担当者は施工計画書など発注者に対する書類作成が同時進行したあげく提出に追われ、会社経営に必要な予算がついつい煩雑になるケースが見受けられます。 工事を受注したその日から最短期間でそのスタートラインに立ち、気持よくスタートを切るためには普段から着工前に必要な作業をまとめ、社内で共有しておくことも重要なポイントです。 また、対外的な交渉には日数がつきものですので上手に期限設定するなどして自らの段取りで交渉を進められる工夫も必要ではないでしょうか。自社施工やたとえ外注管理であっても最短期間で工事を着工することに力を注げばこれまで以上に経費削減や利益率アップのヒントが見えてくるはずです。そのためには「できることの見直し」からスタートしてみてはいかがでしょうか。 開催時期についてですが、現場担当者からの完璧な予算が提出されるのを待つのではなく、受注したその日から一日でも早い日程で、まずは1回目の予算会議を開くことです。もちろんここでも事前に期日を決めておかなければなりません。 実は私にとって一番譲れないことがこの「一日も早い予算会議を開くこと」です。工事規模にもよりますが、地方公共工事を中心に行うAランク元請け会社を例に、1億以下の工事で例えますと一週間程度で第1回目の予算会議が行えるとベストだと思います。 なぜこの1回目を急ぐかというと「もうかるのかもうからないのか」「どれぐらいもうかるのか」「何がウエートを占めるのか」「外注や材料費率はどうなのか」など最初は大ざっぱですが、あらゆる角度からその現場の利益のポイントが見え、予算に対しての対策や方向性が徐々に明確化されるからです。「一日も早い予算会議を開くこと」で現場を任される監督さんの不安も会議に参加してくれた社長や上司、同僚からのアドバイスやノウハウで大きく解消されるはずです。 時間を掛ける必要はありません。大事なことは経営者も監督さんも不安な時間を少しでも減らし、社内の力を結集し、新たに始まる工事に全力で立ち向かうことが、より良い結果へとつながるのです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━… 未来への地図 早期着工、早期完成 まずは予算会議 鹿児島建設新聞 平成23年8月9日(火) 第12516号 掲載 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━… |