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けんちゃんの建設業IT講座:毎朝のツールボックスミーティング

毎朝のツールボックスミーティング、

あるいはKYミーティングを行っていますか?
KYミーティングの時に作業グループに分けて
どこに危険が潜んでいるか?を話し合いますね。
その作業グループというものが、
工程表の一場面のラインになっています。
その作業グループに分けて、
それぞれ、職人の振り分けをし、作業員の振り分けをし、
機械の振り分けをし、
じゃあ、どこにどんな危険が潜んでいるのか、
どんな作業をするから、どういう機械が要り、どういう人間が要るということで、
安全のミーティングが開かれるわけですけど、
そこにじゃあ、どんな作業をするから、
じゃあ今日どのくらいするつもりなのかという目標数値を入れる。
それに、作業に従事する機械と人間がそこに入っているから、今日の原価が出る。
それに、いくつかの作業グループに分けた場合、
それは工程表のその日の作業段取り、
工程表にもし3本のラインがあれば、
3つの作業段取りに分かれるということになります。
その辺を理解して工程表を考えると、
まず、作業段取りを考えられる人、
作業員の振り分けが出来る人、
そして、職人の振り分けと機械の選定をして今日はどのくらい進むであろうと、
今日の歩掛りを予測できるだけの能力を持つ人、
その人にとって、工程表を作成することは可能となります。
その辺の理論がわかって工程表を作成する人は、
理論にのっとった工程表作成ソフトがあれば、
それを自由に使いこなすことは可能です。
但し、作業段取りが何だとか、今日の作業段取りで作業を組立ができない人、
もしくは今日のパーティでどのくらい作業が進むかとかわからない人には
工程表は書けません。
IT講座の中でステップ式に学んで、かんたんに工程表を書きましょう。

けんちゃんの建設業IT講座:標準積算・標準歩掛り

わが国においては、

大事な国の予算を使って工事を発注するにあたり、
工事金額を積算するのに県ごとあるいは地方ごとにバラツキがあってはおかしい。
しかも、公共工事を発注するにしても、
全く同一な構造物というのはふたつと存在しない。
そのため、積算基準というのを設けて、
公平な積算金額・積算手順というものにのっとって
「公平に工事金額を積算する」という手法が従来から行われてきた。
従来は三省、主に農林水産省・建設省・港湾局などが
その省もしくは互局内の歩掛りを独自に作っていたが、
それも公平を期すためにおかしいという話になって三省協定なるものが生まれて、
なるべく発注部署において、
たとえ省庁が違っても極端な開きがないように、
三省で話し合いをしながら、やってきた。
それが、国土交通省となり省庁も合併して一本にまとめられようとしているが、
それぞれの歩掛りはやはりその独自性で若干違うものをまだ持っている。
港湾の歩掛りと一般土木の歩掛り、農林水産関係の歩掛りは
やはりそれ独自の性格の若干の違いは特質として出てくるのは致し方ないと思う。
その積算ツールと平行してあるのが、標準歩掛りなるものが存在する。
これも同じ考え方で不公平な金額の積算は、
所が違う、県が違う、発注場所が違うで不公平にならないように
標準歩掛りなるものが設けられている。
ただし、地方特有の暑い所には暑いところなりの割増係数を、
寒い所あるいは豪雪地域にはそれなりの割増係数が加味されて、
それなりの地方の性質も加味した標準歩掛りを構成している。
標準歩掛りは
毎年、もしくは数年ごとに行われる労務調査、労務の実態調査の中で
歩掛り調査が行われ年々蓄積した知識というのが歩掛りになっている。
歩掛りは毎年変わったところが変わった分が公開されて毎年本が発行されている。

けんちゃんの建設業IT講座:積算・見積り②

積算と見積りの違いについて、普段明確には考えていないと思う。

時には積算の定義・見積りの定義を真剣に考えてみるとおもしろい。

普段われわれが使っている、「見積り」・「積算」はいかようなものであるか?

みなさんはどういうふうに使い分けをしているか?

自分なりの定義というものがあれば、意見を寄せて欲しい。

この講座の考え方は、

僕は見積りというのは

「自社なりに見積もる。積み上げる」

という感覚の中で講座を進めて行きたい。

積算については、

「基準にのっとって積み上げしたもの」

早い話が役所の「設計積算」のことを指す。

と、この講座では、定義づけて進めたい。

みなさんの「いや、それは違う」という意見があれば聞かせてください。

けんちゃんの建設業IT講座:積算・見積り①

今日は積算・見積りについて考えてみよう。

昨日、「積算」と「見積り」とは何だろうと考えて、辞書を引いてみると、
国語辞典に出てきたのは
「積算」は
① 数を順々に加えて総額を計算すること
② 費用を見積もること
と出てきた。
「見積り」は
① 見積もること
② あらましの計算
③ 概算
と出てきた。
「見積もる」を引くと
① 自分量で測る
② 大体の計算をする
となっていた。

両方とも
「費用を見積もる」という言葉が
同義語になっているような気がする。

それから、「積算」とはどういうときに使うのか書物を調べてみると、
積算土木工事積算基準マニュアルなるものが
建設物価調査会から発行されている。
また、国土交通省土木工事標準積算基準書なるものも
同じく建設物価調査会から発行されている。

だから、これから考えるに
役所が使うとか、役所が使う見積りが
大体「積算」になっているような、通常の使い道のような気がする。
役所の設計するものを見積もるとは言わない。
役所の設計した工事を受けている元請けさんに対して
下請けが積算するとも言わない。
下請けはいくらになるのか?いくらでできるのか見積もりますというようなことで、言葉は使う。

また、指名をいただくと、いくらくらいの工事か見積もるとは言わない。
指名を頂いたら、積算に入る。
要するに、いくらでするか見積もるのではなくて、
役所がいくらで積み上げているか?
いくらで積算しているかを受注業者でもいったん積算をし、
それから自社なりの予算を組んでいくらでできるのかを見積もる。
というような形に使い分ける。

それと、納品業者とか外注関係の業者に
「積算しなさい」ということは言わない。
いくらでできるかと見積もって欲しい。という注文をだして
見積書を取る。

僕の認識している範囲では、見積りと積算の使い分けはそんなところかな?

それと、
ゼネコンあたりに行くと「積算室」を持っている会社がある。
常に積算をする。あるいは見積りをする、
そういう部署を「積算室」または「積算ルーム」というような呼び方をする場合がある。
でも、「見積室」あるいは「見積課」というのは聞かない。
そういう課があれば、通常僕らが呼ぶのは「積算課」。
人からもらう名刺にも
「〇〇建設積算課」というような肩書きの名刺はもらうことがある。

積算あるいは見積り、
どちらもいくらになっているか積み上げる計算方式であるが、
ある程度考え方の基準がそこに決まっている様に思える。
役所が積み上げているような形で単価が決まっているものを積み上げる、歩掛りが決まっているものを積み上げるのか自社なりのものを積み上げるあるいは概算どのくらできるのかを積み上げる、概算見積りそういうものを見積りとか見積もるというふうに使い分けているように思えます。

積算基準マニュアルの冒頭に序文があるが、その書き出しは
「国土交通省は昭和58年3月土木工事積算基準(以下積算基準という)を公共工事の発注のため公表した。」
ということは、58年3月までの国土交通省は、土木工事積算基準書なるものをそれまでは公表されてなかった。
58年3月以降は積算基準というものを発表して、こういうふうに積算されてます。こういうふうな方法で積算しますよ、と世間に公表したということです。

序文の冒頭の続きに述べられていることは
「請負工事の予定価格は会計法の予算決算及び会計令等の法令にのっとり、公共工事コスト縮減対策に関する行動指針も考慮し契約図書に従って契約条件・現場条件等の用件を取り入れて適切な設計積算を行わなければならない。本書は公共工事の土木工事積算実務に上記の積算基準を摘要していくための解説書として発刊したものである。」
と、述べられている。
つまり、「設計積算」というのは、
「ある程度きちっとした基準にのっとって積み上げをすること」
を設計積算という。
そういう認識に立った時、
積算とは
「誰がしても一緒になる。基準にのっとって積み上げたもの」と
いうふうに理解してよいのではないかと思う。
見積りは
「自社の見積り・積算がいくらになっているかを自社で見積もる。あるいは、そういうものを概略見積もる。」
というような感じである。
もしくは、役所の設計積算を同様に積算してみる。

積算基準マニュアルなるものも公表されているので、
そういうことが可能になっている。

けんちゃんの建設業IT講座:工程表

工程表について考える

まず、建設業に入って最初に勉強しなければいけないのは、工程表。
これが、全ての基本になっている。
で、工程表はどこまでIT化できるか?
と、いう問題を解決するためにいろいろ考えてみよう。
全国から
「簡単に工程表ができないか」
というような質問が数多く来る。
毎日来る問い合わせの中で、
一日に10人程度の技術者が「簡単に工程表を作りたい」そういう問題を抱えている。
で、その問題解決の早道、
僕が32年前、やっぱり同じように工程の勉強をしたことがある。
それ以来ずぅっと、工程を詰める・工程を考えるということは即、利益につながる。
「無駄なくむらなく仕事をスピーディに工期に間に合わせる」
という使命の元には、工程表は必ず必要である。
しかもそれは何と
「原価管理そのものにまで、影響する」
「原価管理と裏表である」
ということが、理論的に証明できる。
実行予算は全て実際の作業の流れ、
つまり、工程表の流れそのものをコストとして見て
で、このラインは何人で何日かかるか
じゃあ、この作業は何人で何日かかるか、
機械は何台で何日かかるのかとなどという計算は
全て通常の流れの作業段取りの中で、
作業段取りを予想して工程表は作られる。
その時の計算をお金で積み上げれば
実行予算そのものになる。
話を元に戻して、
「簡単に工程表がソフト化できないか?
簡単にできるソフトはないか?」
などという質問に対して、僕はこう答えたい
現場に対して原価管理をしていこうとか、
作業段取りが飲み込めているとか
工程表が自分で手書きで作れるとか
そういう人にとっては、
これは目からウロコの落ちるようなすばらしいITソフトが存在する。
しかし、
そういう現場技術者とは別に、
「ただ単に早く書きたいんだ」とか、
「理屈抜きで簡単なソフトはないか」などと考えている人には
「到底そんなソフトは存在しない。」としか答えようがない。
工程表には施工管理者1級の試験の時に出てくる
CPM(critical pass method)方式のネットワーク工程表を参考に考えるのが、
一番よくわかる。
それぞれ、工程表を作る手順があり、
プランニング・スケジュ-リング・日程計画・フォローアップ
工期からはみ出たものを工期内に収める
工期の短縮というような作業
そういう諸々が理論的に理解してできて初めて工程表は成り立つ。
それをIT化するのはすごく簡単である。
計算する部分を全てコンピューターに任せて、
作業段取りはどうなるという判断する部分を
現場技術者がここの工期は何日までに済ませたいから
この作業はどのくらいの人間をかけて
何日で仕上げたいというようなプランを立ててそれに後先をつなげて
後続作業・先行作業を判断してやる。
その判断データをコンピューターに渡して
初めてネットワーク工程表はIT化できるのである。
その辺を理解すると
「工程表はもっと身近にこんなに簡単にできるんだ」と、
変わっていく。

けんちゃんの建設業IT講座:第4章 工程表と進捗管理と日報管理

予実比較の中で一番大事な事は、

「材料込みの歩掛り管理では日々の予実損益管理はできない」
ということである。
それと一番肝心なのは、
工程表にある数量と単位というのは、
日報管理が完全にできるような、自然に入力できる数量と単位を
与えてやらなくてはならない。
だから、実際に作業したときに当初考えていたのと違っていれば、
よりわかりやすく手直しをする。
そうすることによって、
その作業について日報に一回入力してみれば、
この作業名と数量と単位が適切かどうかは明確になる。
工程どうりにその日の作業が進んだ時、
原価と出来高を入力して、
その日の損益が非常にかけ離れるというのは
数量と単位の持ち方がおかしい。
適切であれば、ほとんど近い数字、
あるいは思ったより仕事が進んだ、
又は半分くらいの人数で済んだというときは、
それなりの答えは即座に出る。
で、数量単位名称の与え方が悪いと、どうなるか?
原価を入れる。
じゃあ、どのくらいにしようかっていう与えられた数量単位では判断できないから、
たとえば、「m(メートル)」でいけばいいものを、
「m3」にしていたら
今日入れた原価と見合うものは「〇㎥立方メートル)」となるわけ。
「m3)」というものは目で見えない。
目で見える場合はいい。
残土処理のダンプが走る場合、
一日何台運んだかというとボリューム管理は可能だが、
延長管理は不適切。
伝票チェックしたり、
一日に大型が何台走ったかというのをチェックしたりしておけば、
何千m3ある中の、今日は何m3出してるな。
これは、どういうことかというと、
僕が今さらに言うことじゃなくて、
現場は常にそういう考え方で動いている。
だから、現場で自然に動いている、
今日どのくらい、何台行ったけん何m3片付いたとか、
それとか、延長の長いものは何m、
何mをボリュームで管理しようとしても、
日報の出来高入力はできない。
手計算、計算機を片手にすればできるが、
それではコンピュータを使う意味がない。
何m掘ったか、まず考えて、それでm当たり何m3だから、
今日は何m3って換算し直してm3で入れてやることになるから、
無駄なことをいっぱいすることになる。
そんなのじゃ日報は打てない。

けんちゃんの建設業IT講座:第3章 2つの実行予算。どちらが正解?

要は実行予算というのは見積りの仕方に2つある。

数量を拾って見積もる方法と、
実際の工事に関して
実際にかかるであろう作業を想定して工程表を作って、
それにこの作業は何人で何日かかるという見積りをする。
いったいいくらになるのか?という積上げる目的は一緒だけど、
何日かかるかで労務費とか機械費が全く違ってくる。
これが本来の予定歩掛り。
だけど、これが、
グループの歩掛り、動的な作業名称に対して行われる歩掛りであって
実際に作業というのは、
その内訳のひと工種ごとには動かないから歩掛りは取れない。
ただ、机上の計算をするとき設計金額を出すときに、
先ほど述べた通りの考え方で
日本全国どこに行っても不公平な積算をしないようにということで、
必要とされている。
だからどちらの考えも必要なんですよ。
で、これだけ、経済情勢が疲弊してくると、
原価管理をしようとか、進捗管理をしようと思ったら
この動的工程表を実際の作業予定通りに積み上げたのが、
実際にかかるであろう金額となる。
だから、実際の作業に対するお金の積み上げは
俗に言う「実行予算」。
実行予算というのはどういう意味かと言うと
工程表に対する積み上げ、それが実行予算なのです。
だけど、それを、
設計書で与えられた工種明細にまで割り戻してやる必要があるわけ。
でも、実行予算を作るのに、
現場の人たちは(実際に作業をする人たち)は
これは何日かかるとか、工程表を頭の中に描いて、
作業ごとに考えるから、
工程表の積み上げによる実行予算だけでもいい人は多いわけ。
だからそれに対応するためには、
積算との結びつきというのは非常に分析は難しいから、
この考えは考えで置いとって、
作業段取りの積上げで実行予算を追求する。
それは実際の動きを、中の工種明細はもう考えなくて、
工程表を主体に積み上げをする。
それが、今回提案している「工程表から行きましょう。
北山さんが『もともと実際の作業はこうだよ・・・』」と
言っていた実行予算の考え方になるわけ。
一番大事なのは、材料はロス管理で別にまとめる事。
作業ごとに考えて材料も入れていってもいいけど、
最終的に仕上げるときには材料は別にまとめる。
材料はまとめて一番上でロス管理。
材料の入った日と数量は材料のみの受入管理とし、
その都度別途に入力していく管理をする。
歩掛り管理は完全に材料を除いて手間管理する。
そうすると、予定通りに今日は作業が進んだかどうか、
あるいは予定の手間歩掛りで済んだのかが明確になる。
進捗管理の数字もそれと同様に明確になる。

けんちゃんの建設業IT講座:第2章 工程表と作業段取りに主体を置いた積み上げ算

ところが、それで積み上げて不公平のないものができたところで、

作業に入るとき、どうするか?
作業に入ったときには頭をチェンジして、
みんな工程表を考える。
工程表の作業段取りは単一工種では動かず、
複数工種が複合的に作業グループとなり、
作業段取りを形成する。
工程表がどういうパターンで進んでいくか?
それを考えて作業項目ごとにまとめて、
この作業については何工数かかるのか?
一日当り何人かけて機械が何台がかかって、
それで、トータルで何日くらいで終わるであろうというものを
プランをたてて、
じゃこのプランでスケジュールを組んでみよう。
次の作業は・・・と同じような形で組み合わせる。
それの先行作業・後続作業を考えながら、
日程計算をしてスケジュール表を作る。
それが工程表。
だからこれには時間というものが加わっている。
時間といういうものが加わるけども、
実際の「動」の動きになったときは、
「静」の見積りである積算というのは
その項目ごとには動かない。
だから動的に動くときは、
作業名が変わって、作業名の中にその工種がいくつか入っているわけ。
それがその日の作業段取りであり、
工程表をスパーンとある日にちで切った時に、
作業(工程ライン)ごとにそれぞれの作業パーティに分かれる。
そのパーティが一日当りの工数と機械・・そういうものが入っていて、
予定では何日、ていうのが今度は横軸で動いたときに
日数を描画する。
それが工程表。
これも、工事の実際の動きに沿った見積り。

けんちゃんの建設業IT講座:第1章①節 積算と見積り及び単一工種歩掛り

まず、積算についての考え方ね。

僕の持論を言うと、
積算というものには、複数の動作の流れがないわけ。
積算は単一作業(単一工種明細)を数量表から分析積上する事。
積算も見積りも一緒なんだ、
考え方は。
どこから来るかと言うと、民間だろうとどこだろうと
見積りすると言うことは、
数量の拾い出しとその積上げをするという事。
役所発注の仕事には設計図書と数量表がついてくる。
でも、数量表がもともと来てないところは、
それについて図面をおこす。
図面のあるやつからから数量を拾うわけ。
ボリュームとか面積とか拾って、
それについて、ひと工種ずつに積み上げるわけ。
それが積算なのよ。
積算であり、見積りというやつなんだ。
それには、「動」が入ってない。「静」なわけ。
机の上だけで、
それを図面から拾い上げた数量について
積み上げしていこうというのが、
今の積算方式。
何で、積算基準というのが存在するかというと、
基準がなければ
数量を積算するのに、担当者担当者の考え方で
10人役かかるとか、20人役かかるとか一緒のボリュームとか
それに対して考え方が個人個人みんなまちまちなのよ。
それに手心とか、しょうがないけど、間違いがおこりやすい。
そうした時は、昔から作っているのは
こういうマニュアルに沿って
不公平がないような、
現場がひとつひとつ違うものについて積算するのに、
工事を構成している部分部分を全部分けてやって
工種明細というものにして、
そればっかりした時はいくらかかるのか?
たとえば、床堀り、掘削というのだけ考えたときは
機械の能力によって一日中床堀りさせるということで、
それなら歩掛り取るのも可能になるんだ。
そういうデータを業者に床堀りはどのくらいかかるかとか、調査かけたり、
機械メーカーに
「一日にどのくらい掘れます、この機械は・・・」
というのがある。
じゃあ、やってみろとメーカーさんに実際にお願いして、
1日中堀らんでも、
1時間させて×8すれば1日の能力ということになるから、
ロスも含めて7.5とかするけど、
そうしたときに単品単品の歩掛りは取れるわけ。
それが、その歩掛りを調査しながら、
莫大なお金と労力をかけて集大成したのが、
積算基準なのよ。
だから、標準積算がなんであるかという意味は、
積算基準に沿って
国民から税金がきたのを無駄に使わないように
不公平のないように、
これだけはかかるであろうという適切な基準に従って
担当者が違っても金額は同じになるように
不公平のない発注をしようと、いう考え方にのっとってやっている。
これが、「静」の積算、積み上げである。